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新型インフルエンザセミナー(2/29開催)報告

平成19年度新興・再興感染症研究推進事業 新型インフルエンザセミナー

新型インフレンザって何? 国は何をしてくれるの?
企業はどうするの? 私たちはどうするの?
http://www.jhsf.or.jp/seminar/sample.html#20080229
ヒューマンサイエンス振興財団
http://www.jhsf.or.jp/

99 :情報提供係 ◆J/Mju4Qndo [sage] :2008/03/01(土) 00:49:52 ID:D9LHAmlX0
今日、政府が呼びかけた講演会があったんだ。
厚生労働省の健康局結核感染症課長が袋叩きにあうという面白い
イベントだったぞ。国立感染症研究所からは、
「政府の想定に科学的な根拠がない」と 公言され、事業継続推進機構の理事長、この人は国土交通省の役人だが
「厚生労働省にこのような難局をさばく能力があるとは思えない。
最低限維持すべき産業って何ですか?と自分に先月聞いてきた
段階で終わってると思った」と言われ、
リスクコミュニケーションの専門家から「課長はリスク
コミュニケーションが大事とおっしゃいましたが、
話が長いで単語があいまい。つまり、
リスクコミュニケーションの基礎ができていない」とまで
言われていた。それでも課長はけなげなもんで、
「政府の想定に間違いはない。2年前にWHOが呼びかけた
基準に基づいている。それ以降の情勢の変化?は?なにそれ?
聞こえんな。そもそも致死率2%の対応だって死ぬほど大変
なのに、3割4割なんてやってられっか」という趣旨のご発言を
ものすごく丁寧な言葉で言っていて俺は感涙を抑えられなかった。
よければ国民のために(以下、転載者が略)

111 :情報提供係 ◆J/Mju4Qndo [sage] :2008/03/01(土) 01:43:58 ID:D9LHAmlX0
>>105
スイスは自国でワクチンを製造できないんだよ。
それで、非常事態になったときに、絶対に他国はスイスに
ワクチンを回してくれないだろうという判断から
プレパンデミックワクチンでもいいから、打つべきだという
政策決定をした。アメリカとカナダはそれとは違うんだ。
発生した後に、パンデミックワクチンを全国民に迅速な方法で
接種する仕組みを作ろうとしている。
これは確実に効くわけ。副作用は一定の比率で出ること
間違いないけど。
日本では、組織をプラントで培養する技術が成熟していなくて、
卵を使ったやり方でワクチンを作っているために、
どうしても時間がかかるし、数にも限界があるってことなんだよ。
ただ、日本はワクチンを製造する技術があるのだから、
パンデミックワクチンを迅速に開発して、製造する仕組みを
作ったほうがいいことは間違いない。
プレパンデミックワクチンはあくまで鳥インフルエンザウイルスだから。
日本は、どちらかというとワクチンの安全性が極限まで
確認されない限り、接種すべきではないという意見が根強いし、
そもそもインフルエンザと人間は共存できるし、
そうすべきだという主張まであるから、そこらへんが
迅速にできないのはやむをえないところかもしれない。 

112 :情報提供係 ◆J/Mju4Qndo [sage] :2008/03/01(土) 01:46:52 ID:D9LHAmlX0
うーむ、やはりこういう認識をみるにつけて、
「新型インフルエンザ」って名前は危ないな。
名前を変えたほうが良いかもしれない。
それこそ「ヒト家禽ペスト感染症候群」とか。
これも国立感染症研究所のつけた仮名だけど。
所詮はインフルエンザだ、別に怖くないっていうけど、
インフルエンザは死ぬことがある病気で、
風邪とは違うってことが認識されないのは残念なことではあるね。

141 :名無しさん@八周年 :2008/03/01(土) 03:51:10 ID:HgzShl/L0
>>99
NHK20時45分のニュースでやってた。
国立研究所の人が
政府の予測は甘い、致死率2%は根拠が薄い、
事実アメリカは致死率20%の想定で訓練してる、
という主旨の発言をしたとだけ紹介してたな。

162 :情報提供係 ◆J/Mju4Qndo [sage] :2008/03/01(土) 06:56:58 ID:D9LHAmlX0
今言われている備蓄などのさまざまな対策はというのは
  感染者数→
時■←発生
系■■■■■■■■←封じ込め政策破綻
列■■■■■■■■■■■■■■■■■■■←医療体制崩壊
↓■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
↓■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
↓■■■■■■■■■■■■■■■■■■←経済体制の崩壊
いきなり数がこんなに多いとこんなタイムスケジュールになりかねないから

  感染者数→
時■←発生
系■■■←封じ込め政策・新型インフルエンザ対策本部の設置
列■■■■←パンデミックワクチンの投与開始
↓■■■←タミフル・リレンザの予防投与開始
↓■■■■←時差出勤励行・企業活動一部抑制・イベントの禁止
↓■■■←ウイルスの同定とワクチン製造の開始

こんな調子で、どうにか感染者数増加のカーブをなだらかに
抑え込んで、ワクチン製造と接種のための時間を稼ぎ、
最終的に全国民じゃなくても(打ちたがらないやつはいる)、
国民の半分以上95%未満のどこかの数値にワクチン接種者の
割合が達した段階でパンデミック終了ということにしたいと
いう話なんだよ。こういう抑え込み方ができれば、
医療体制が崩壊することもないかもしれないし、状況をコントロールできるからさ。
よく岡田さんなんかが切れているのは、このワクチンの
緊急増産体制がないのに、厚生労働省が妙に悠長なことを
言っているからだよ。プレパンデミックワクチンでも
ないよりマシかもしれないという言い方を彼女はしていた。
彼女も本音ベースではパンデミックワクチンを接種したほうがいいと考えていると推察している。当たり前だが。

941 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/01(土) 00:51:45 ID:eObJ1UeX
新型インフルセミナー行ってきた。
また改めて書くけど、厚労省の担当官の認識の甘さ加減が
際だって絶望的な感じだった。
収穫としては、プレパンデミックワクチンが平成19年度の
備蓄を加えて2000万人分になるということ。
プレパンデミックワクチンの年間生産量が約1000万人分。
これは限界値らしい。
パンデミックが発生し、新型株が分離できた暁には、
通常のインフルエンザワクチンの生産ラインも新型インフルエンザワクチンに切り替えて製造するとのこと。
でもね、新型用ワクチンが半年で完成という根拠と、
実際全国民に接種する実行計画については確認できなかったのですよ。
率直な感想としては、厚労省のプランは、事が起きてから
対応する事項の羅列であって、感染拡大を防止するための
先手必勝的プランは考えていないという点に重大な疑問を感じる。
国民の生命を守る責務など微塵も感じられない。
この役人どもを動かすための行動が必要なのかもしれない。
いや、マジで。

950 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/01(土) 01:26:25 ID:eObJ1UeX
もうひとつ書いておく。
H5N1の致死率が現状で60%程度。
これが劇症型である理由は、このウイルスの
8つの遺伝子にある4つの因子に規定されるとのこと。
ある説では、致死率が下がらないとパンデミックは
起こらないなどという説があるけど(厚労省担当官は
この説を信じてるらしい…誠に楽天的な考えだと思うのだが)
この4つの遺伝子が「人間に都合の良い」軽症型に変異する
可能性は、統計学的にもきわめて少ない。
国立感染症研究所の小田切室長の意見では、下がったとして致死率30%。
それでもスペイン風邪に比べて遙かに重大な被害をもたらすということ。
「厚労省試算の64万人死亡説は甘すぎる」と、
当の厚労省結核感染症課長を目の前にしてはっきり指摘していました。
感染研と厚労省の認識がこうもずれている原因は
なんなんでしょうかね。
64万人死亡説はいつぞやのWHOの会議で策定された致死率を
当てはめたもので、世界的にはこれで策定してる…とか
なんとか言ってましたが、ソースお持ちの方は教えてください。

958 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/01(土) 01:47:39 ID:eObJ1UeX
現状のH5N1の致死率に対して、あまりに低い設定について
聞いてみたが「現在の致死率は(発展途上国など)
医療レベルが低い地域でのものであって、
医療が発展している日本では致死率が下がるであろう」
という考えによるものらしい。
それって希望的観測っていうやつ?
それから、備蓄2週間説の根拠は「そのくらいが限界だろう」
って言ってました。
何の説得力もありません。
役人のやる事なんてこんなものです。

961 :情報提供係 ◆J/Mju4Qndo [sage] :2008/03/01(土) 01:55:29 ID:kHHHUpyF
なんだ、その質疑応答。名刺交換会で聞いたのかな? 
俺は会議があったんでさっさと帰った
けど。医療技術は発展しているけど、医療体制は崩壊してるじゃないか。
医師もコメディカルもこのままなんら感染制御の工夫もなく
医療に従事しろというなら、特攻隊の精神となんらかわらないじゃないか。
ただ、ワクチンに関しては厚生省は薬害C型肝炎訴訟の
歴史的敗北と、その前の薬害エイズ訴訟の経験から、
どうも真面目に取り組むつもりがないことが分かってきた。
どんなに大量に人が死んでも、それは疫病だから仕方ないし、
厚生労働省の責任じゃないというんだよな。
それに対して、ワクチンを大量に接種して、
大量に人が死ぬことを防いだとしても、
結果的に少なくない人間が副作用のせいで人生を棒に振る
結果になったら、それは厚生労働省の責任になると。
薬害ということになるからね。
真顔で、国民の代表が選んだ政策を粛々と
遂行しておりますと言われたときに(以下、転載者が略)

975 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/01(土) 02:33:50 ID:VBi7CAJG
>>971
>医療体制の不備については、「基本、自治体任せ」という建て前がある。
>厚労省の逃げ口上にも聞こえるんだけど。
でも、Nスペ第2夜で厚生労働省 結核感染症課 
正林督章企画調整官は「医療体制の整備は、一義的に
地方自治体の役割」で「医療関係者、国民の理解を得た上で
地方自治体を支援していく」といっていますよ。
逃げ口上にも聞こえますが、医療関係者と自治体住民の
要望を聞いたり、協力を取り付けたり、調査をしたり
した所(滋賀県みたいなところ)は要望に応じて国が支援していくとも聞こえますし。
予算がないからとホームページに情報すら載せない
自治体と積極的に情報を集約している自治体があるのは
何故なんですかね。
正林さんは政府チャンネルでは自治体は訓練を重ねろ、
訓練しないでぶっつけ本番では何もできないぞという
趣旨のことも言ってますし。それでも何もしない自治体にも
問題があると思います。
むしろ、政府と自治体の間が膠着しているのかも。

980 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/01(土) 03:26:59 ID:eObJ1UeX
>962
企業のとるべき対策については、NPO法人事業継続推進機構
理事長の丸谷浩明氏が明確に訴えていました。
いわく、「政府の指示を待ってるような経営者は失格」
それぞれの企業で生産される商品(製品やサービス)が、
ライフラインに直結するかどうか、
社会の維持に関わるかどうか、それぞれが個別に判断して、
パンデミック時でも維持が必要と考えるなら
プレパンデミックワクチンの投与を直訴するなど、
監督官庁に進言するべきとのこと。
また、最低限の事業継続ができるシフト体制を
検討しておき、同時に社員の生命の安全を最優先することを経営者は考えなければならない。
経営者の判断の甘さによって感染を広げた場合、
相応の社会的信頼を失うことを理解すべし、とのこと。
恐れるのは「従業員を危険にさらしてでも事業を
継続しようとする場合」と「感染疑いがあっても
出社してしまう社員がいる場合」
経営者が「多少の犠牲はやむなし」なんて考え出したら、
犠牲者は哀れだよなぁ。

81 :情報提供係 ◆J/Mju4Qndo [sage] :2008/03/02(日) 02:39:19 ID:qyaQS0BO
都道府県レベルでは、発生してから考えればいいと明言している
県庁もある。発生する前から、この逼迫した予算状況の下、
新たな事業を行う余裕はないというんだな。地方交付税交付金の
削減がここにも影響してるということだと思う。
>>80
そのためには、感染症法を改正して、予防接種の目的は
「集団防衛」でもあると明記せなならん。
多分、今の母親たちはそれを納得しないだろう。
俺の知り合いでもホメオパシーとやらにはまっていて、
一切予防接種をさせていない母親がいる。
しかも同志が多いらしい・・。ポリオもやってないんだそうな。
病気に関することだけはジャストインタイムでやるなと言われるが、
それはなかなか難しいことでさ。

388 :情報提供係 ◆J/Mju4Qndo [sage] :2008/03/02(日) 10:37:10 ID:IOtPtND/0
とりあえず、この問題については、季節関係なく起こりうると
考えて欲しい。 インドにおけるスペインインフルエンザの第一波は
ムンバイに上陸したんだが、これは6月のことだった。
イランには1918年の4月に上陸し、全国民の8-22%が死亡したと
推計されている。
アメリカで大変な死者が出たのは1918年の9-10月だ。
変異のメカニズムが科学的に証明されなくても、
統計学や歴史学といった他の学問の識見は重要だと思う。
厚生労働省が主張するように日本ではそれほどとんでもない被害は
出ないかもしれない。史書によれば、スペインインフルエンザの
死者激増をもたらしたのは、第一次世界大戦による貧困、
栄養失調、慢性病、同時感染といった公衆衛生上の他の要素も
からんでいたとされるからだ。
ただ、何度もいわれるように、低病原性鳥インフルエンザウイルスから
変異したスペインインフルエンザが大変な死者を出したことは
事実であるところ、今回ブルペンで肩を温めていると思われる
H5N1型は高病原性鳥インフルエンザウイルスであって。
これがどれほどの健康被害を出すかは、推測しかできないが、
予測が悪いほうに当たったとすると、その健康被害は未曾有のものになる。
そういや、最近疫病に関する歴史書を読み直しているが本当に面白いな。
「そんなことがおきるはずがない」
「悪い空気のせい」
「スペイン人が持ちこんだもの」
「人口調整を図る州政府の開発した疫病」
まあ、デマが飛び交うこと飛び交うこと。ちょっと自戒させられた。

98 :情報提供係 ◆J/Mju4Qndo [sage] :2008/03/02(日) 11:04:57 ID:qyaQS0BO
>>95
プロ市民のせいというよりも製薬会社のマーケティング政策でもある。
マーケティングの観点からすれば、ワクチンというのは
最悪の医薬品なんだよ。なんせ、病気にかからせないのだから。
この問題に関しては、アメリカをお手本にすべきじゃないんだ。
アメリカは、市場経済に任せればワクチン供給もうまくいくさと
考えて、その方向性で突き進んできたが、ワクチンを供給できる
会社が2社になってしまった上に、その2社ともワクチンに不純物を
混入させる不衛生な設備によりワクチンを製造している。
だから、この問題に関しては製薬会社と研究者に
厚生労働省が金を出さなければ話が進まない。
ただ、昨今、製薬会社と研究者に金を出すと癒着だのなんだの
激しい反発が反ワクチン論者からでるからな。
あ、結局プロ市民に戻るのか(苦笑)

861 :情報提供係 ◆J/Mju4Qndo [sage] :2008/04/19(土) 00:17:31 ID:QRgptQQM
>>825
違う違う、そんなことは書いていない。厚生労働省の役人を国土交通省出身の京都大学教授が
コケにしただけだ。しかも、今から思うと、あれは国に頼らず民間は自己責任で対策進めてねとい
う流れを作ろうとした小芝居かもしれん。
なんかあったら国が事後的に介入してぼこぼこにするという国でなければその選択肢ありだけどな。

873 :情報提供係 ◆J/Mju4Qndo [sage] :2008/04/19(土) 07:47:29 ID:QRgptQQM
>>869
それは違う。想像力のある職員は少なくない。危機感のある職員も少なくない。
ただ、「行政機関は間違わない」という無謬性の神話があるから、ものすごく論拠を固めたあとでな
いとあらゆる物事が進まないんだよ。ある意味気の毒だと思うよ。「早くやれ」というのも国民なら、
「なぜ不確実なことを言った!」と言い出すのも国民だ。
3年期限で厚生労働省に俺が出向するってプランもあったけど、ああいう後ろ向きの仕事に追われる
職場は辛いだろうね。今でも対策室の人々は午前3時ごろまで普通に働いているよ。

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