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新型インフルエンザのプレパンデミックワクチンのスイスの対策を取材しました。

新型インフルエンザのプレパンデミックワクチンのスイスの対策を取材しました。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00149200.html
国内で流行すれば、最大64万人が死亡するといわれている新型インフルエンザ。
世界的大流行(パンデミック)に備えた予防接種を「プレパンデミックワクチン」と呼び、拡大感染予防に現時点で最も効果的だとされています。
インフルエンザのワクチンは、本来は発症してしまったウイルスから作られます。
このプレパンデミックワクチンは、新型インフルエンザに今後変異する可能性が最も高いと言われ、形が似ている鳥インフルエンザウイルスから作られています。
新型インフルエンザは未知のウイルスのため、100%効くという保証はありませんが、ある程度の効果が期待されています。
プレパンデミックワクチンについて、スイスが思い切った対策をとっていることがわかりました。

日本で、2008年8月から、新型インフルエンザのプレパンデミックワクチン臨床試験が始まった。
現在までに、医師などおよそ6,000人が接種し、副作用などを調べている。
日本では、北里研究所など複数の研究所が、通常のインフルエンザと同様、発育鶏卵を使って、H5N1型鳥インフルエンザウイルスからプレパンデミックワクチンを製造している。
政府は、2009年3月末までに、3,000万人分の備蓄を目指していて、パンデミックのときには、医者や保健所職員、税関職員など、感染者と接する可能性の高い人に接種することを検討している。
そんな中、プレパンデミックワクチンを国民全員分備蓄している国があった。
スイスでは、全国民750万人分のプレパンデミックワクチンを軍の倉庫に備蓄している。
その一部は、すでに病院へ配布され、治験段階で、18歳以上の希望者およそ100人に接種をしているという。
プレパンデミックワクチンを接種した人は「わたしも11月に接種したよ。すべての年寄りに勧めるよ」と語った。
さらに、2009年3月末から2,600人が接種する予定だという。
スイス・ザンクトガレンにある病院では、ワクチンが人体に与える影響や、インフルエンザが国民の間にまん延したときにどう対処するかについて、研究と準備が進められている。
州立ザンクトガレン病院の担当医は「わたしたちは、数日から数週間で、ザンクトガレン市民全員に、ワクチンを接種することができます。軍の倉庫から病院に届けられれば、すぐに作業に入れます」と語った。
スイスで備蓄されているプレパンデミックワクチンは、ワクチンと免疫増強剤の2つで1セット、混ぜると10人分の量になる。
この病院では、1時間で30人に接種することを目標としている。
国民全員分の備蓄を決めたスイス保険局は「ワクチンはパンデミックが、世界のどこかで始まり、ヒトからヒトへの感染が増加してきた段階で、全国民に配ります」と語った。
一方、日本の備蓄が全国民分ないことについて、医学博士の中原英臣氏は「パンデミックワクチンが100%新型インフルエンザに対応できるかという保証はまだない。すべての国民に打つということが、難しいんじゃないかなと」と話しています。
日本の厚生労働省は、現時点では「効くかどうかわからないワクチンを国民全員分準備する計画はない」としている。

一方、すでに治験の始まっているスイスと日本では接種の対象が違う。
スイスでは、18歳以上の妊娠していない希望者、日本では感染の可能性が高い人たち、医療・社会機能に従事する職種を優先しているという。

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