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WHO:フェーズ4声明の日本語訳

ProMED ML日本語訳より 竹川先生のボランティア訳です。

●04-27(0428-0020)#C#インフルエンザA(H1N1)"豚インフルエンザ”:世界各国(02)
[1] WHO statement 27 Apr 2009
Statement by WHO Director-General, Dr Margaret Chan 27 April 2009
Swine influenza
情報源: WHO 、2009年4月27日。
http://www.who.int/mediacentre/news/statements/2009/h1n1_20090427/en/index.html

the International Health Regulations (2005)に従い設立された、The Emergency
Committeeの2回目の会合が、2009年4月27日に開かれた。この委員会では、米国、メ
キシコおよびカナダで確認されているA/H1N1豚インフルエンザ感染流行について得ら
れているデータを検討する。委員会では、その他の国への感染拡大の可能性に関する
報告についても検討を行う。

○現在のWHOのパンデミック警戒レベル:委員会の意見をもとに事務局長は以下のよ
うな決定を下した

the level of influenza pandemic alert (インフルエンザパンデミックの警戒レベ
ル)を、現在の3から4に引き上げる。pandemic alertのより高い段階への変更は、パ
ンデミックの可能性が高まったことを表すが、パンデミックが回避不可能であること
を意味するのではない。さらに詳しい情報が入り次第、WHOは再びフェーズ3に戻すこ
とや別の段階に引き上げる決定を行う可能性もある。今回の決定は基本的に、ヒト-
ヒト感染を示す疫学データと、ウイルスが一般社会レベルでアウトブレイクを発生さ
せる能力を有することに基づくものである。同ウイルスが広い範囲に拡大しているこ
とから、アウトブレイクの封じ込めは not feasible(不可能)と事務局長は判断し
た。現在、mitigation(軽減)対策に重点を置くべきである。

○International Health Regulations (IHR 国際保健規則):事務局長は、国境閉鎖
を勧告せず、また渡航制限も勧めない。体調が悪い場合は渡航を延期することが賢明
であり、渡航後に症状が見られた場合は医療機関を受診することが望ましい。事務局
長は、全ての対策は、IHRの目的と意図に従ったものである必要性を強調した。

○ワクチン:事務局長は、事態は変化し、再評価の必要性があり、季節性インフルエ
ンザワクチンの生産は続けるべきであると考えている。

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