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新型インフルエンザA(H1N1)ウイルス感染―世界の状況:更新情報 2009年5月6日 MMWR Vol. 58 No. 17

一部抜粋 詳しくはリンク先で。

新型インフルエンザA(H1N1)ウイルス感染―世界の状況:更新情報 2009年5月6日 MMWR Vol. 58 No. 17
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/MMWR09_2.html
編集部のコメント:このアウトブレイクに関する初期のサーベイランスのデータは、この新型インフルエンザA(H1N1)ウイルスが、複数の国々へ迅速に、また効率よく拡大しうる潜在的な能力があることを示していた。

感染者の症状は一般的には自然治癒傾向にあり合併症もないように診られたが、これまで相当な数の重症例および死亡例が、以前は健康であった若者や子供で報告されている。

本新型インフルエンザのアウトブレイクでは、典型的なインフルエンザの季節性アウトブレイクと比較して、異常ともいえるいくつかの特徴が見受けられる。

第一に、入院加療が必要な患者の割合が、通常のインフルエンザシーズンから予想された割合より高いように見えることがあげられる[3]。

第二に、新型インフルエンザA(H1N1)ウイルス感染による入院患者の年齢分布は、季節性インフルエンザ感染によるものとは異なっていることである。通常の季節性インフルエンザ感染による入院患者は、2歳未満の幼児、65歳以上の高齢者、または慢性疾患を持つ人に多い[3]。一方で、メキシコおよびアメリカでは、入院加療が必要な患者の年齢層は30-44歳で特に高くなっている。

  2例の死亡例が米国で報告され、その結果、検査確定された患者における暫定的な死亡率は0.2%になった。

しかしながら、この死亡率については注意が必要である。急速に進行するアウトブレイクでは、実際の死亡率を確定させることは困難である、なぜなら最近感染した患者のどれだけの割合が死亡しているかが不明であり、報告されていない症例があるために分母(感染者数)が不確実であるかもしれないし、さらに、季節性のインフルエンザによる死亡のハイリスク集団(高齢者、慢性疾患の患者等)がまだ新型インフルエンザA(H1N1)ウイルスに曝露していないだけかもしれないからである。

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