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「季節性と同じでない」=成人に重症例、死者も-感染拡大続く・押谷東北大教授

「季節性と同じでない」=成人に重症例、死者も-感染拡大続く・押谷東北大教授
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009052000981
 世界保健機関(WHO)の新型インフルエンザ対策に携わる押谷仁東北大教授が20日、東京都内で講演し、「通常の季節性インフルエンザと同様と言われるが、被害は全く違う形で出てくる。想定される被害にどう対処するか、真剣に考える必要がある」と警告した。
 押谷教授によると、ほとんどの感染者は軽症だが、5歳以下と20-50代を中心に重症、死亡例があり、高齢者では少ない。持病のある人や発症後の治療が手遅れだった人以外に、一部の健康な成人も重症のウイルス性肺炎を起こしており、「こうなると先進国でも治療が難しい」という。
 その頻度が低いため、「100人、200人規模では分からないが、10万、20万になれば見えてくる」と同教授。季節性インフルエンザによる死者の多くは高齢者か重い疾患のある人で、「今回のは全く違う。ウイルスが直接死因になっている」とする。
 重症者は集中治療室(ICU)での管理が必要だが、「効率化で削減され、ICUがない地方もある。都会でも不足している」と日本の医療の弱点を挙げ、被害が拡大する恐れがあるとした。(2009/05/20-20:04)

“感染拡大 防止対策徹底を”
http://www.nhk.or.jp/news/t10013105561000.html
兵庫県や大阪府などで感染が広がっている新型インフルエンザについて、長年、WHOで感染症対策を指揮してきた東北大学の押谷仁教授は20日、東京で開かれた講演会で、「感染の拡大が続けば、日本でも重症になる人が一定の割合で出る。通常のインフルエンザと同じと見るべきではない」と述べ、感染の拡大を防ぐ対策を徹底すべきだと指摘しました。

押谷教授は20日、東京都内で開かれた講演会で、日本国内で新型インフルエンザの感染が広がっていることについて「アメリカでも当初は感染しても症状は軽いと指摘されていたが、感染が広がるにつれて重症になる人や死亡する人が出てきた。日本も感染が続けば、重症になる人が一定の割合で出る」と述べました。さらに、国で対策の見直しが検討されていることに関連して、「今回の新型インフルエンザは、かなりのスピードで感染が拡大しており、症状が重くなる患者も20代から50代が中心で比較的若い。毒性が弱いからといって通常のインフルエンザと同じとみるべきではない」と述べました。そのうえで、押谷教授は、重症になりやすいといわれているぜんそくや心臓病など慢性の病気のある人や妊娠中の女性などに感染が広がらないよう対策を徹底することが重要だと指摘しました。

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