タミフル他抗ウイルス剤

妊娠中の抗ウイルス薬使用について

妊娠中の方は主治医の先生にご相談ください。

ProMEDML日本語訳より 竹川先生のボランティア訳です。

●06-15(0617-0010)#C#インフルエンザA(H1N1)-世界各国(65):妊娠中の抗ウイルス
薬使用について
Flu drugs relatively safe for pregnant and breast-feeding women
妊婦および授乳婦のインフルエンザ薬使用は、比較的安全である
情報源:Edmonton Sun, News Canada, The Canadian Press report、2009年6月15
日。
http://www.edmontonsun.com/news/canada/2009/06/15/9806136.html
抗ウイルス薬であるTamiflu and Relenzaは、妊婦や授乳婦に処方されても比較的安
全であると、以前からの公開されていないエビデンスも含めたレビューの著者らが述
べた[Mod.CP注-Tamiflu and Relenza は、ノイラミニダーゼ阻害薬oseltamivirの
proprietary preparations(専売薬)である。Tamifluは経口で、Relenzaは
intranasally(sic 経鼻)で投与される..??(GSKの能書にもoral inhalationとあ
りますが、一方でintranasalに関する報告も散見されます、訳者注)]。6月15日付の
電子版the Canadian Medical Association Journal誌に掲載されたこの研究結果によ
ると、妊娠女性に対しては、Tamifluが最適の選択薬であるが、授乳婦がインフルエ
ンザに感染した場合は、いずれの薬剤も安全に使用できるとしている。このレビュー
研究により、豚インフルエンザ(H1N1)ウイルスに感染し、抗ウイルス薬の使用に不安
を感じている女性の助けになるかも知れない。妊娠女性は、非妊娠女性よりも、季節
性インフルエンザにおける合併症のリスクが高い。過去数回のパンデミックで得られ
た証拠として、妊娠女性はパンデミックインフルエンザウイルスにより、特に重症化
しやすいことが示唆されている。現在のパンデミックにおいて、このようなリスクの
高い(妊婦の)患者の治療をためらうべきではないと、senior authorで、Toronto's
Hospital for Sick Childrenの部長であるDr. Itoは述べた。リスク対効果の点で言
えば、たとえthe 1st trimester(妊娠前期)であっても、妊婦に抗ウイルス薬を使
用することは、利益の方がかなり大きいことは言うまでもないと説明した。

the Motherisk Program at Sick Kids および the Japan Drug Information Institute
in Pregnancy所属の著者らは、妊婦と授乳婦の抗ウイルス薬使用に関して得られた
データの吟味を行った。彼らは、限定的なエビデンスであることを認めた上で、パン
デミック時に妊婦が抗ウイルス薬を使用した場合に、何が生じるかに注意することが
重要であると述べている。事象の発生後に製薬メーカーに蓄積されている使用報告に
加え、日本でthe 1st trimesterにTamifluを使用した90人の妊娠女性についての、未
公開の追跡データも発見した。The 1st trimesterとは、母親が曝露した化学物質や
薬剤の影響が最も心配される期間であり、発達中の胎児への有害作用が懸念される時
期である。(妊娠中にTamifluを服用した)これらの女性のうち、birth defect(出
生時の異常)が認められた出産例はわずか1例であった。一般人口における出生時異
常の確率は1-3%とされている。この数字からすれば、Tamiflu服用者での発生率は高
いとは言えず、唯一の発生例は偶然発生したもので、薬剤への曝露の結果ではないこ
とが示唆される。別の研究では、ヒトの胎盤を使って、胎盤に取り込まれたTamiflu
の胎児移行が検討されている。Itoによると、the other end(胎児側?)でかなり低い
薬剤濃度であった場合でも、(胎盤では)Tamifluが高濃度である必要があったと述
べている。筆者らは、妊婦が新型のH1N1インフルエンザに感染した場合、2種類ある
インフルエンザ薬のうち、おそらくTamifluがより良い選択肢になることを示唆して
いる。Tamifluの方が、妊娠中の使用の安全性に関するデータが多いことがその理由
である。しかし、授乳婦に関しては、TamifluもRelenzaもともに乳汁中の分泌はごく
わずかであることから、いずれも使用可能とされた。この論文で、いずれの薬剤に
も、胎内で曝露した場合の胎児への成長・発達に対する影響は認められなかったと述
べられている。米CDCは先週[2日の週]、豚インフルエンザ[H1N1]に感染した妊婦の一
部が、胎児へのリスクを恐れて、抗ウイルス薬の服用を拒んでいるとの報告があるこ
とを明らかにしている。
[Mod.CP注-The United States Food and Drug Administration (FDA 米食品医薬品
局) は、豚インフルエンザとも呼ばれている、2009年インフルエンザA(H1N1)の治療
と予防に対するoseltamivir (Tamiflu)の使用に、緊急承認を与えた。H1N1インフル
エンザの治療および予防に関して、成人および1才未満も含む小児へのOseltamivirの
使用が可能となった。]
CDC specific information about the use of oseltamivir for H1N1 flu 
http://www.cdc.gov/swineflu/eua/tamiflu.htm
The full text of the paper in the Canadian Medical Association journal
entitled "Safety of neuraminidase inhibitors against novel influenza A
(H1N1) in pregnant and breastfeeding women 
http://www.cmaj.ca/cgi/rapidpdf/cmaj.090866

渡航者のための感染症情報
FORTH(厚労省検疫所) 
http://www.forth.go.jp/cgi-bin/promed/search.cgi   
ProMED-mail http://www.promedmail.org/pls/otn/f?p=2400:1000:
ProMED-mail和訳ブログ http://promed-g.blogspot.com/

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タミフルの生産ライン、余裕あり

タミフルはロシュ社で年間4億人以上の生産が可能ですが、

フル生産するほど注文が入ってません。

2007年前半で各国政府からの注文が一段落したため

現在でも生産ラインに余裕があります。

今なら治療用、医療関係者、ライフライン系職員の予防用、

家族が発症した時の予防投与用に十分な量のタミフルを確保できます。

備蓄用でしたら通常より安い値段で契約できます。

新型インフルエンザが、アジア、香港インフルエンザぐらいの

被害でしたら海外へ援助できます。

  下記記事よりタミフル生産量の推移
1999〜2002年:550万人分。 ( 1人分は10錠 )
2003年:1800万人分。
2004年:2400万人分。
2005年:5500万人分。
2006年:1億9000万人分。( 4億人分の製造体制を整えている )

2007年はタミフルで19%の減収、
2007年4月時点で生産能力4億人以上、
各国政府からの注文合計2億1千5百万人。

新型インフルエンザの備蓄が不十分とロシュ
http://www.swissinfo.org/jpn/front/detail.html?siteSect=105&sid=7783835&cKey=1178615810000

大吉の製薬、大凶の金融
http://www.swissinfo.org/jpn/swissinfo.html?siteSect=881&sid=8681838

Roche update on Tamiflu for pandemic influenza preparedness
http://www.roche.com/med-cor-2007-04-26

こちらもあわせてご覧ください。

H5N1患者:タミフル服用と生存率
http://pandemicflu.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/h5n1_31d8.html

タミフルもったいない計画—タミフル備蓄計画の最適化—
http://pandemicflu.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_e991.html

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厚生労働省:オセルタミビル(商品名:タミフル)耐性のインフルエンザウイルスについて(中間報告)

オセルタミビル(商品名:タミフル)耐性のインフルエンザウイルスについて(中間報告)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/01/h0116-10.html

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H5N1患者:タミフル服用と生存率

鳥及び新型インフルエンザ海外直近情報集より
http://homepage3.nifty.com/sank/index.html

タミフル服用開始時期と生存率
2008/3/4  インドネシア事例の集計

服用開始時期 生存率
1日以内   2/2 100%
2~4日   4/9 44%
5~6日   7/26 27%
7日以降   9/49 18%
服用せず   0/33 0%
全服用者   22/86 26%

もう少し効くかと思っていた。早期に服用しない限り、死の覚悟が必要。
タミフルを服用しない場合は全員死亡。これはインフルエンザではない。死の病だ…。

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タミフルもったいない計画—タミフル備蓄計画の最適化—

タミフル循環備蓄システムの提案です。

タミフルを有効に使うために  洙田靖夫氏の提言
http://www.rescuenow.net/other/torifuru20070206.html

タミフルもったいない計画—タミフル備蓄計画の最適化—
http://www.rescuenow.net/other/tamimm.pdf

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備蓄用タミフル一人分は15ユーロ、2355円ほど

一人分10カプセル、1ユーロ157円で計算すると

一人分2355円です。

通常より2-3割ほど安くなります。

2倍量、10日投与で一人分9420円です。

http://www.chugai-pharm.co.jp/html/meeting/japan/060210qa.html

Q11.タミフルの政府備蓄用は利益が出ますか?

A11.15ユーロで供給いたしますので、通常以下の利幅となります。

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備蓄薬:人口あたり世界で25位

意外とタミフル備蓄量の少ない日本~日本の新型インフルエンザ対策
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20080312

世界のノイラミニダーゼ阻害薬の備蓄状況
ノイラミニダーゼ阻害薬(オセルタミビルとザナミビル*4)の備蓄が全人口の何%にあたるか示した(ロシュ社提供).
2007年4月現在で,日本は19.5%で世界の25位であり,スイス,ルクセンブルク,オーストラリア,フランスなどでは,40~55%となっている.

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インフルエンザ薬、国産化・「新型」にも効果期待

インフルエンザ薬、国産化・「新型」にも効果期待
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/tegakari.aspx?site=MARKET&genre=c3&id=AT1D220EM%2022042008

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タミフル、使用期限延長を 備蓄確保へ中外製薬が申請

タミフル、使用期限延長を 備蓄確保へ中外製薬が申請http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008041701000041.html

下記エントリーもお読みください。

現在のH5N1患者さんにはタミフルは二倍量、二倍期間の投与が必要です。

薬とワクチンは余れば海外へ援助できます。

タミフルもったいない計画—タミフル備蓄計画の最適化—
http://pandemicflu.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_e991.html

タミフルの生産ライン、余裕あり
http://pandemicflu.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_7fef.html

H5N1患者:タミフル服用と生存率
http://pandemicflu.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/h5n1_9a4f.html

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汎流行インフルエンザに対する病院資源

http://www.forth.go.jp/cgi-bin/promed/search.cgi?title_link=20080228-7001&button_detail=on

http://www.forth.go.jp/official/071102_05.html

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