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豚インフルエンザ:メキシコや加州、テキサス州で感染相次ぐ(2)

豚インフルエンザ:メキシコや加州、テキサス州で感染相次ぐ(2)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003013&sid=a.cJ_Yva_jbk&refer=jp_us
4月25日(ブルームバーグ):メキシコ市やカリフォルニア州、テキサス州で数百人が豚インフルエンザに感染し、パンデミック(大流行)発生の可能性が高まっている。現地の保健当局はマスクを配布し、学校や美術館、映画館、図書館などを閉鎖した。

  メキシコのコルドバ保健相は24日、記者団に対し、ここ1カ月にメキシコ市近辺でインフルエンザに似た症状で少なくとも68人が死亡したと指摘。こうした症状の患者が1000人余り報告されたことも明らかにした。死者のうち20人は豚インフルが原因とこれまでに確認されたという。

  米疾病対策センター(CDC)は、メキシコで採取した組織サンプル14件のうち半数が、カリフォルニア、テキサス両州で豚インフルと報告された8人のものと同じ遺伝子だったと説明した。

  バンダービルト大学(テネシー州)のインフルエンザ専門家、ウィリアム・シャフナー氏は、豚や鳥、人間に感染するウイルスの遺伝子片で構成される今回の新型インフルエンザ株が大規模な流行を引き起こす危険性について、数百人が死亡した鳥インフルエンザウイルス「H5N1型」の出現以来、最大のものであると指摘した。

  世界保健機構(WHO)のグレゴリー・ハートル報道官は、WHOが今回の問題への対応で、本部(ジュネーブ)の戦略的健康危機管理センター(SHOC)を活用すると説明した。

            大人にも感染

  ハートル報道官によると、WHOはジュネーブ時間25日午後4時(日本時間同午後11時)に各国の専門家15人との緊急電話会議を開き、「国際的な懸念を招く公衆衛生の問題」かどうかを判断する。同報道官は「この問題を非常に深刻に捉えている」とし、「健康な大人にも感染している」との懸念を示した。

  CDCのディレクター代行、リチャード・ベッサー氏は前日の電話会議で、豚インフルの広がりの程度を把握するため、疾病追跡チームがカリフォルニアとテキサス両州に派遣されたとし、米当局はメキシコに専門家を送ることを提案したと述べた。シャフナー氏によると、米国の病院はインフルエンザのような症状の患者からのサンプル収集を要請されている。

  メキシコ政府はメキシコ市とその周辺地域について、学校や美術館、映画館、図書館を新たな通告があるまで閉鎖した。コルドバ保健相は、政府が無料のマスクを配布し、税申告の期限を5月末まで延期する方針だとし、抗ウイルス剤100万錠も配布できる状況だと説明した。

  ギブズ米大統領報道官は24日、記者団に対し、オバマ米大統領が説明を受けていることを明らかにした。

  CDCの発表によると、今回のウイルスは人から人に感染する。米国の患者が発症したのは3月28日から4月19日の間。入院したのは1人だけで、これまでに全員が回復している。豚と直接接触した人はいなかった。

以下一部カット

更新日時 : 2009/04/25 17:04 JST

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豚インフル 人・人感染 メキシコ、患者1000人超す

豚インフル 人・人感染 メキシコ、患者1000人超す
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090425-OYT8T00476.htm
【ワシントン=山田哲朗、リオデジャネイロ=小寺以作】米疾病対策センター(CDC)は24日、メキシコの豚インフルエンザ患者から採取したウイルスとアメリカの患者のウイルスが一致したと発表した。

 メキシコとアメリカの離れた地域で、同じウイルスの人から人への感染が確認されたことで、流行拡大の懸念が高まってきた。世界保健機関(WHO)は、患者が1000人を超えたメキシコへ、専門家チームを派遣するとともに、25日午後(日本時間同日夜)に緊急委員会を開き、危険度の分析を急ぐ。

WHO きょう緊急委
 メキシコのコルドバ保健相は24日、豚インフルエンザで死亡した疑いがある患者はメキシコ市、サンルイスポトシ、オアハカ州を中心に68人に増え、うち20人は感染による死亡が確認されたと発表した。メキシコでは例年2~3月にインフルエンザが流行するが、今年は首都メキシコ市を中心に4月を過ぎても感染や死者が報告されていた。

 一方、米国では、カリフォルニア州サンディエゴ周辺で子供の患者が新たに1人見つかり、テキサス州の患者を含め計8人となった。1人が入院しただけで全員が回復した。

 メキシコで多数の死者が出るなど症状が重いことについて、記者会見したCDCのリチャード・ベッサー所長代行は「ほかのウイルスが同時感染しているなど、何か別の要因が働いているかもしれない。疫学調査が必要だ」と話した。CDCは、警戒体制を強化していく方針。ただ「現時点で、大流行の宣言には時期尚早」とし、当面、メキシコへの渡航制限などの措置はとらない。

 ウイルスの遺伝子解析は、CDCと、メキシコの依頼を受けたカナダの保健当局がそれぞれ実施。メキシコの患者から採取したウイルス検体の5割~7割近くで、米国で確認されたH1N1型のウイルスと遺伝子が一致した。

 官邸に連絡室

 厚生労働省は25日午前11時から緊急記者会見を開き、難波吉雄・新型インフルエンザ対策推進室長は「現段階では、豚インフルエンザが新型インフルエンザになるかどうかは不明。世界保健機関(WHO)が新型と判断した場合、すぐに対策行動計画に移れるよう、関係省庁と準備を進めている」と述べた。

 農林水産省は24日深夜、全国の動物検疫所に対し、生きた豚を輸入する際には豚の状況を観察し、発熱など感染が疑われる場合には、ウイルス抗体検査を行うよう通知した。

 政府は25日午前、首相官邸の危機管理センターに、「海外における豚インフルエンザ発生に関する情報連絡室」を設置した。同日午後、内閣府で関係省庁連絡会議を開く。

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